Diver-X、寝ころび姿勢に特化したVRデバイス「HalfDive」 11月にクラウドファンディング開始予定

» 2021年09月13日 14時16分 公開
[ITmedia]

 Diver-Xは9月13日、寝ころんだ姿勢での利用に最適化したVRデバイス「HalfDive」を発表を行った。2021年11月16日からクラウドファンディングサイト「Kickstarter」で支援者募集を開始する予定だ。Kickstarter提供価格は“ベーシックモデル”が8万円程度、“フルセット”が12万円程度、最上位の“可変焦点機能対応モデル”が40万円程度の見込みだ。

photo HalfDive

 あおむけに寝転んだ状態での利用に特化したVR用HMD。動き回ることを想定しない据え置き設計を採用することで、性能/機能面と快適性に注力しているのが特徴となる。

 光学系には計10枚の非球面レンズを搭載し、歪みやフレアなどの問題を解決しつつ最大134度の広視野角を実現。シリーズ最上位モデルには可変焦点機能も搭載される。パネル解像度は片目1600×1440ピクセル(両目3200×1440ピクセル)で、リフレッシュレートは90Hz以上だ。

photophoto
photo

 頭部を覆うように4基のスピーカーを搭載。顔前面部に小型ファンを備えており、“風によるフィードバック”機能も利用できる。ワイヤーを用いた手首用の力覚フィードバックモジュールや振動モジュールも備え、触感や摩擦感などの表現も行えるとしている。

photo

 足裏装着用のコントローラーも用意。足首の傾きを検知して身体操作をエミュレーションし、“立っているのと同等以上”の身体表現が行えるという。独自のドライバとエミュレーションにより既存の全てのSteamVRコンテンツに対応可能だ。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年05月17日 更新
  1. 2台のPCを“直結”して高速データ転送と画面共有を実現――Intelが「Thunderbolt Share」を発表 対応製品は2024年後半に登場予定 (2024年05月16日)
  2. Next GIGAで何が変わる? 文科省が「学習用端末」の要件や補助スキームの変更などを行った理由【前編】 (2024年05月16日)
  3. 使って分かったM4チップ搭載「iPad Pro」のパワフルさ 処理性能とApple Pencil Pro/Ultra Retina XDRディスプレイ/新Magic Keyboardを冷静に評価する (2024年05月14日)
  4. 「自炊派、速い!」 PFUが“ScanSnapユーザーあるある”LINEスタンプ発売 売り上げは能登半島地震の義援金に (2024年05月16日)
  5. SwitchBot、さまざまな家電をまとめて操作できる多機能学習リモコン (2024年05月16日)
  6. ベンキューのminiLED×4Kゲーミングディスプレイ「MOBIUZ EX321UX」は5月31日発売 26万5000円 (2024年05月15日)
  7. ASUS、USB4ポート増設用のPCIe拡張カード (2024年05月16日)
  8. 絵文字のルーツはシャープの電子手帳? AIoTクラウドが日本の製造業を支援する理由 (2024年05月15日)
  9. 山善、リチウムイオンバッテリーを活用した家電「ELEIN」シリーズを立ち上げ 第1弾16アイテムを6月上旬に発売 (2024年05月15日)
  10. 新型「iPad Pro」が見せる未来の夢と「iPad Air」が見せたバランス感覚 実機を試して分かったiPad購入ガイド (2024年05月14日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー